vol.5 幸せ?朝、目が醒めることだね

「幸せ?朝、目が醒めることだね」

と、問いかけに対して笑い混じりに答えてくださいました。

「これはほんとのところ。……でも、そうだなあ。歴史観の合う、私利私欲より公欲が基準にある人と話しをさせていただくことかな」

そう語るのは、株式会社ファインベーカリージャパンの服部徳昭さん。「安全なもの」そして「良いもの」にこだわった、「美味しい」を運ぶ黄色い車のパン屋さん。他にも、多様なジャンルで活躍する実業家です。

服部さんの言う「歴史観」というのは、今の社会が100年後どうなっているのか?それに応えられる事業なのかという意味もありながら、平等に流れている時を、タテの軸とヨコの軸をしっかりと認識して「今」に取り組むことです。

ヨコの軸は、私の10年後、20年後。タテの軸は今20歳の方々、60歳の方々、0歳の方々の10年後、20年後……を繋いだものです。

人生は人それぞれが様々な道のりを歩むもの。しかし、誰しもに平等に時間の流れが与えられ、平等に時間を失っていきます。

例えば、現在25歳の「私」が10年後には35歳になるということ。そして、両親をはじめとした周りの大切な人たちも同じように年を重ねていくということ。

そのことを念頭に置き、これからの人生を自身の責任で考え、将来を築いていかなければなりません。服部さんが定義する「歴史観」というのは、単純なたし算(年齢の)を、自分自身の数世代におけるタテ軸ヨコ軸の中で認識をすること。

「でもやっぱり、毎日うまいもの食って、ぐっすり寝ること。あと太らないこと。朝起きて体重が減ってたら幸せだよね」

こうした、他の人から見れば些細なことを感じられる自分が幸せだと服部さんは話します。

「あと今は、もう少し篠笛がうまくなること!」

そんな茶目っ気たっぷりの答えでインタビューを締めくくってくださった服部さんは、未来の道筋を見据えながらも、現在の幸せを余すことなく見つめています。

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